コンピュータを中心とする科学技術の進展はめざましく,私たちの日々の生活さえも大きく変えようとしています。例えば,コンピュータによって仮想的な世界を創りだすバーチャルリアリティは,アニメーション,映画,エンターテインメントにとどまらず,さまざまな場面で人とコンピュータのつながりをより豊かなものにしています。一方,手のひらサイズのコンピュータともいえるスマートフォンは,さまざまなアプリケーションで私たちの生活をより便利なものにしています。

 群馬高専電子メディア工学科では,昨年度に引き続き中学生対象の公開講座“Computer Science Academy (コンピュータ・サイエンス・アカデミー)”に参加することになりました.この講座を通して,最新のコンピュータサイエンスをより身近なものに感じてみませんか?

(注)本年度の募集,開催は終了しております.

 昨年(2015年)度の実施内容については,こちらをご覧下さい.

講座名:SwiftでiPhoneアプリ開発(担当教員:布施川 秀紀)

 iPhone/iPadのアプリは,MacOSX上の Xcodeという統合開発環境を使って,Objective-CあるいSwiftという プログラミング言語で作成します。 実際にアプリを作成し,iPhone/iPadで動かしてみます。

スケジュール

開催場所
群馬高専 電子メディア工学科棟1階布施川研究室

第1回
平成28年10月8日(土) 9:30-12:30
第2回
平成28年10月16日(日) 13:30-16:30

申込方法

 本年度の募集につきましては,9月26日(月)時点で予定定員に達したため,募集を締め切らせていただきました.
 大変申し訳ありませんが,ご理解のほどよろしくお願い申し上げます.またの機会へのご応募をお待ちしております.

(参考:配布資料

実施報告

 10月8日(土)と10月16日(日)に,本年度のComputer Science Academyが開催されました.

 本年度は,合計で『10名』の中学生の皆様にご参加いただきました.講座の前半では,画面への文字表示,ボタン設置などの基本的なものからスタートし,後半は,セグエ(別の画面への遷移),スワイプジェスチャー(指を滑らせる動作)検出などスマートフォンらしい動作についても触れました.最終的には,スワイプ回数を競うゲームを作成することが出来ました.

 3時間程度のごく短い講座でしたが,スマートフォンらしいアプリ開発に触れることが出来,受講生はかなり満足して講座を終えることが出来たようです.