コンピュータを中心とする科学技術の進展はめざましく,私たちの日々の生活さえも大きく変えようとしています。例えば,コンピュータによって仮想的な世界を創りだすバーチャルリアリティは,アニメーション,映画,エンターテインメントにとどまらず,さまざまな場面で人とコンピュータのつながりをより豊かなものにしています。一方,手のひらサイズのコンピュータともいえるスマートフォンは,さまざまなアプリケーションで私たちの生活をより便利なものにしています。

 群馬高専電子情報工学科・電子メディア工学科は合同企画として, 中学生対象の公開講座“Computer Science Academy (コンピュータ・サイエンス・アカデミー)”を企画いたしました。この講座を通して,最新のコンピュータサイエンスをより身近なものに感じてみませんか?

講座名:SwiftでiPhoneアプリ開発(担当教員:布施川 秀紀)

 iPhone/iPadのアプリは,MacOSX上の Xcodeという統合開発環境を使って,Objective-CあるいSwiftという プログラミング言語で作成します。 実際にアプリを作成し,iPhone/iPadで動かしてみます。

スケジュール

開催場所
群馬高専 電子メディア工学科棟1階布施川研究室

第1回
平成27年10月3日(土) 9:30-12:30 (実施終了)
第2回
平成27年10月10日(土) 9:30-12:30(実施終了)

実施報告

 10/3(土)と10/10(土)いずれも9:30~12:30に中学生を対象として「SwiftでiPhoneアプリの開発」という講座を開きました。受講者は,それぞれ3名,6名の計9名でした。
 講座の内容は,画面に文字の表示,ボタンの設置など極めて基本的なものからはじめ, 後半は,セグエ(別の画面への遷移),スワイプジェスチャー検出などスマートフォンらしい動作についても触れました。最後には,スワイプした回数をカウントするゲームを作成することが出来ました。
 短い時間ながら,スマートフォンらしいアプリ開発に触れることが出来,受講生はかなり満足して講座を終えることが出来たようです。

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