群馬工業高等専門学校
電子メディア工学科
平成30年度学校見学会特設ページ

 平成30年度学校見学会の電子メディア工学科用特設ページです.少しでも電子メディア工学科にご興味のある,たくさんの中学生,保護者,教職員,塾関係者の皆様のご来場を心よりお待ちしております.

 また,同日に学校説明会(8月),入試説明会(11月)が開催されますので,現時点で入学をお考えの学生,保護者の方につきましては,そちらにもご参加いただければ幸いです.

電子メディア工学科棟見学順路

*以下の地図はこちらで設定した見学順路になりますが,順番に見学なさらなくても対応可能です.

展示内容

1.
太陽光発電
 独立型太陽光発電システムの展示を行っています.太陽電池から発電された電力を蓄電池に蓄え,このシステムだけで電力消費されるシステムを展示・紹介しています.
2.
無響室~音の反響がない世界の体験~
 無響室とは,スピーカやマイクロホンなどの音響機器の測定を行う時に使用する,音の響き(反響,残響)がない特殊な部屋のことです.無響室の中に実際に入ってみて「無響」を体験していただきます.
3.
デザイン実験
 電子メディア工学科では5年次に「デザイン実験」という長期の実験があります.自由なテーマ設定で現実に存在する問題を「電子メディア工学」を駆使して解決します.そのために必要な部品を買いに,秋葉原への日帰り旅行が毎年開催されています.本展示では,今年度の5年生が製作中の作品の展示を行います.
4.
学生実験デモンストレーション
 電子メディア工学科で実際に行っているエレクトロニクス関連の実験が体験できるコーナーです.今回はリニアモーターカーにも用いられている「超伝導の実験」と,実験装置と小型マイコンボードによる「LabVIEWとマイコン」に関する実験を行います.
5.
学科紹介・パネル展示
 電子メディア工学科の教員が,群馬高専全体における電子メディア工学科の位置付け、学科および学生の特徴、本科(1年~5年)の学習内容、学科としての教育方針、学生の卒業後の進路状況、専攻科との関係等についての簡単な説明会を行っております.学科に関する質問も随時,受け付けておりますのでお気軽にどうぞ.
6.
原子核からのこだま
 原子核は小さな磁石で,独楽(こま)のように回転しています.この原子核に電波を当てることで原子核が電波を送り返してきます.この現象は病院で人体の断面図を撮影するMRI(Magnetic Resonance Imaging)に応用されています.
7.
地中(コンクリート)レーダ
 レーダとは,電磁波を用いて,測りたいものの距離や位置,速度を測定できる装置のことです.地中(コンクリート)レーダでは,電磁波の反射波を解析することで,2~3mの深さの内部の空洞,埋設管,鉄筋の位置,地雷の有無までも調べられる装置のことです.
8.
光でデータを送る 可視光通信
 可視光通信とはLED照明を使って音声や画像を送ります.本展示ではLEDとフォトダイオードを使って,可視光通信でデジタルデータを送信します.書き換え可能な集積回路である,FPGAを使って可視光通信システムを実現します.
9.
はんだ付け体験
 電子メディア工学科の工学実験(2年,3年,4年)では電子回路を自作します.その際にはんだ付け(電子パーツと基盤を,加熱した溶けやすい金属で接続するること)は必須です.ここではフルカラーLEDをマイコンで制御し,色を変化させる回路を実際に製作することができます.所要時間は10分程度となっております.
*完成した基板は,持ち帰ることができます.
10.
iPhoneアプリ開発
iPhone/iPadのアプリは,MacOSX上のXcodeという統合開発環境を使って,Objective-CあるいはSwiftというプログラミング言語で作成します. 本展示では,卒業研究等で作成されたアプリを,iPhone/iPadで実際に動かしてみます